ふるべゆるりら備忘録

明日は明日の風が吹く〜

ルーツ





こんばんは。






誰しもにあるルーツ、アイデンティティ、生まれ故郷、ふるさと。






僕は何度かのサイケデリック体験によって急激な価値観の反転、人格、思想、既存の世界感の大爆発、アイデンティティクライシスなるものを体験した。






僕はLSDで世の中、この世界、人生というものを悟った、、





なんていうと誤解を招きますが、正直にそう思い込んでしまう程の衝撃を受けたのは事実です。







その体験の前にも様々なターニングポイントがあり、世の中、既存のルールを疑い始めたきっかけになったマリファナがあり、、








自分が観て、感じている世界とは全く正反対の世界感があること、まだまだ計り知れない物事があることを知り、それまでの自分ではありえないような仕事をしたり、色んなところに1人で行ったり、ブログを書き始めたり、、







世の中を悲観的にしか見れない時期もあったし、今この瞬間全てが満たされ、天国を感じ、天界の存在を確信した時もあった、、








ある時自分は特別な宇宙人であり、地球、波動の低い未発達の星を発達させる為、、







波動上昇、アセンションなるイベントの為にあえて波動を落とす事によって、地球、世の中で活動しているクリスタルチルドレンであった。





更に良い世界へと人々を導く為に天界から遣わされた神であり、天使であり、闇の組織と対峙している光の軍団であり、ライトワーカーであった。









どれも間違ってはいなかったと思いますが、当時は自分と他人とが分離した思想、光と闇、善と悪との明確な境界線があると思っていたし、その対極こそ生きる意味のように感じていた時があった、、








自分のルーツ、、








魂、ソウルのルーツを地球外に求めざるを得なかったし、誰よりも特別でない訳には行かなった、、







世界、世の中、周囲の人などを裁かずにはいられなかった、、









世界があってそこに無数の人々が生き、それぞれにやりたいことをやって、それぞれがバラバラに人生を送っているようにしか見えなかった、、













もしそうでないのなら、、






勝ち負けという概念になんの意味もないんだとしたら、、













他の誰よりもお金持ちになる!とか、、







誰かより自分の方が勝っている!進んでいる!ってことを証明する以外に人生の意味があるっていうのか?








自分の素晴らしさを外側に表現することこそが生き甲斐であり、それこそがエネルギー、活力の源であるのだから、、







それ以外にやる事、やるべきことがあるのか?








勝ち進むこと、それこそが生きる意味ではないのか、、?







そう確信してブログを書いたりしていた。







そうして様々な種類のゲームを繰り広げ、、







ほとんど勝ち進んできた先で、初めて死を感じた、、







マリファナのバッドトリップ、勘繰りパラノイアなんてものとは比べものにならない程の衝撃を受けた、、








時計に車、色んな物を持っていたし、粋な仲間達にも囲まれていて、このまま順調にお金を稼ぎ、何がしかの肩書きをもった立派な大人になることになんの疑いの余地もなかったところに想像を絶する程の大きな穴があいた、、








己の小ささを知った、、






というか何の前触れもなく、何の準備期間もないままに己が居ないことを知らされた、、






(なんて今では客観的にあたかも全てを悟っているかの如くに語っていますが、当時はもうトンデモ思考、勘繰りパラノイアのど真ん中⚡️闇の組織からは命を狙われ、光と闇の狭間、悟りを目指して頑張っていた!爆笑🤣)












はたして己とはなんなのか?







今までの人生、いかに人の言葉だけで生きていたか、、







学校の教科書とはある程度の距離を保ってはいたが、人生という教科書、親から受け継いだ価値観、世の中、ルール、モラル、既存の価値観をなぞるようにして生きていたかを痛感した、、














そこには何もなかった、、







胸を張って俺は俺だ!と確信していたものたちが次々と崩れ去っていった、、








うわー!もう死んだ、、








とうとうやってしまった、、








本当に取り返しのつかない所まで来てしまった、、








息ができない、、









体も動かなかった、、












でもそこで気づいてしまった、、







体は動かないけど意識は働き続けていた、、






ずーっと観測し続けていた、、








自分が死ぬ前に何かを残さなければ、、







この世の真実、、








自分が今感じている事、現象、感情、言葉を残さなければ、、







辺りを見渡し、紙とペンを探していた✒️










そしてまた気づいた、、







さっきまで体を動かせなかったのに今では体が動かせる、、







その間どれ程の時間が過ぎていたかも分からなかったが、意識だけは働き続けていた、、







思い出していた、、










言葉では表しようのない感覚、、








どこか懐かしいような感覚、、






極限ともいえる恐怖感の後、死、とうとう終わった!と全てを諦めた後で極限の安堵感に包まれていた、、













なんで、、?







なんて考えている暇も隙間もなかった、、







そう思考する必要がなかった、、








ただ感じていた、、







俺は生きてる!






生かされてる!






そこには生きている!っていう喜びしかなかった、、







これからも生きていいんだ!という感謝の念しか存在しえなかった、、







そう、、その感情しか感じる事ができなかったし、言葉では表せられないけれど確信し、確固なるものを思い出していた、、













産んでくれてありがとう、、








ありがとう、、







という言葉しかなかった、、







そうとしか感じられなかったんだ、、







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